ホテルシェフの「おさかな料理教室」和歌山マリーナシティホテルで開催しました
今年4月から全国のリビング新聞ネットワークが取り組んでいる「さかなをたべよう!」キャンペーンにちなんで、「和歌山マリーナシティホテル」とリビング和歌山がコラボ。同ホテル総支配人・和歌山マリーナシティ総料理長で、日本イタリア料理協会の副会長でもある齊藤実さんによる“おさかな”料理教室を行いました。
料理教室の会場となったのは、和歌山マリーナシティホテル2階の宴会場「かたおなみ」。特別に料理教室のセッティングがされました。
この日の料理教室のテーマは“さかな”、しかも、私たちがスーパーなどでも買える身近な“魚介類”を使って、齊藤シェフが“ホテルメード”の料理に仕上げる技やコツを伝授してくれました。
料理教室で作ったのは、「マグロのカルパッチョ」と「海老とホタテ貝のスパゲッティ」「真鯛のアクアパッツァ」の3品。
まずは、「マグロのカルパッチョ」。
マグロの刺し身の短冊ををカットして、それに合わせるソースを齊藤シェフが伝授。スーパーなどで買えるマグロの刺し身が、いつもと違うホテルの味わいにアレンジ。自宅でも簡単に作れそうです。
2品目は「「海老とホタテ貝のスパゲッティ」。
冷凍庫のストック食材としておなじみの「冷凍シーフード」を使います。ミックスになっている商品が多いですが、齊藤シェフは別々に冷凍されたものがおすすめとアドバイス。海老とホタテ、それぞれを自然解凍し、海老のドリップは匂いがあるので使いませんが、ホタテのドリップにはうまみがあるので、最後にソースに加えるのもポイント。冷凍のシーフードを使うときの注意点やパスタの茹で加減も教えてもらいました。
最後は、真鯛のアクアパッツァ。
扱いやすい真鯛の切り身が使われました。イタリアンでおなじみのアクアパッツァですが、日本でアクアパッツァが広まったエピソードを交え、料理を紹介しながら齊藤シェフは手順を説明。色合いのアクセントになる乾燥ミニトマトを家で作る方法、また、イタリアンで多用されるオリーブオイルについてなど、自宅でイタリアンを作るときに参考になるお話がたくさんありました。
料理教室が終わったら、参加者たちはホテル1階のイタリアンレストラン「カーロ・エ・カーラ」へ移動。
教室で教わった3品の料理を含むランチコースを味わいました。緑のガーデンと異国情緒あふれるヨットハーバーを風景も心地よく、参加者同士の会話も弾んで、楽しいランチタイムとなりました。
齊藤シェフが用意してくれたレシピ。料理教室で作った3品の材料や分量、作り方がまとめられています。このレシピを見ながら、自宅でも今日の3品に挑戦できそう!